〒025-0073 岩手県花巻市一日市2-27

おっぱいについて / 産科

おっぱいについて / 産科

おっぱいについて

当院では母乳育児を推進しております。

妊娠中のおっぱいのお手入れについて

妊娠中におっぱいマッサージをするのは構いません。
しかし妊娠中におっぱいを触るのがそわそわするとか、気持ち悪く感じるとか、お腹が張る気がして触れないという方もいらっしゃいます。そんなときは無理なさらず、助産師外来でご相談下さい。マッサージできる方は乳輪から乳頭にかけてつぶすようにほぐして、触り慣れていて下さい。乳頭乳輪組織は産後に変化しやすいので、産後赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことで、どんどん変化していきます。

おっぱいの吸わせ方、授乳姿勢の
アドバイス

当院のマタニティーブックにも授乳についての情報が載っていますので、ご参考にして下さい。産後はもちろんスタッフがサポートしますので、ご相談下さい。
産後の入院中にできるようにならないと…と焦るかもしれませんが、退院してから上手に吸えるようになる子もいますし、赤ちゃんもお母さんもゆっくりコツがつかめていくこともあります。お母さんと赤ちゃんとでゆっくり練習しながら母乳育児ができるようになるまで、私たちスタッフもサポートしていきます。

退院後の乳腺炎などおっぱいのご相談

乳腺炎ってSNSの情報だと怖いことも書いているし、食べちゃいけないものも書いていて、よくわからないかもしれません。おっぱいが痛くて発熱した時、また発熱していなくても痛くて授乳できないとか、赤く腫れているなどの症状があるときは、当院へご相談ください。
出産が立て込んでいると、すぐに対応できないこともありますので、一度当院へお電話頂き、来院していただく時間をご相談させていただきます。
授乳の間隔が空いたり、乳腺炎かな?と迷ったときは、どんどん授乳するのが一番の治療です。そして母乳育児中は食べてはいけないものは何もありませんので、なんでも美味しく、バランスよく食事して頂けます。食べたもので乳腺炎になることはありませんので、ご安心下さい。

分娩直後より母児同床による頻回授乳

母乳を良く出る様にするには?一番の方法は、産後すぐから母児同床して赤ちゃんの欲しがるサインに応じて母乳を頻繁に与えることです。産後すぐだとお母さんが休まらないのでは?と思うかも知れませんが、出産で疲れているのは赤ちゃんも同じです。いつも一緒に過ごしていたお母さんの側で休息出来ると、赤ちゃんは安心してよく寝てくれます。
産後すぐに授乳する事で、母乳を分泌させるホルモンのスイッチが入ります。回数が多いほど、分泌が促進され、産後2~3日目ぐらいから分泌量が増えてくることが多いです。

退院後の2週間健診、1か月健診
(母乳分泌と赤ちゃんの体重増加のチェック)

赤ちゃんの体重の増え方は、赤ちゃんによりそれぞれ個性があります。ゆっくり増えたい子、すごく早く増えたい子もいます。
退院の時は母乳とミルクの混合栄養だったけど、退院してからミルクを吐くようになったりすることがあります。それは、退院してから母乳の分泌が増え、ミルク量が多くなってきた様子かもしれません。それとは逆に、赤ちゃんの排泄量が減り、まとめて寝てくれる時間が短くなったというときは、ミルク量を増やす必要があるかもしれません。
2週間健診や1か月健診では、赤ちゃんの栄養について、お家での様子を聞かせてください。
お母さんのご希望もうかがいながら、その後の赤ちゃんの栄養についてスタッフも一緒に考えていきます。

母乳育児のススメ 母乳の効果

赤ちゃんを病気から守る

初乳には免疫がたくさん含まれると言われていますが、母乳には何歳まで上げていても免疫が含まれていることが分かってきました。特に産後10日ほどの初乳は、細菌やウィルスから赤ちゃんを守る免疫が特に濃厚に含まれています。また、母乳を飲ませることで顎の発達にも良い影響を与え、噛む力の発達に大切です。

母体の回復を助ける

赤ちゃんにおっぱいを吸われると、子宮の収縮が促進され、産後の回復が早まります。
母乳を与えることで分泌されるオキシトシンの影響で、骨盤の回復も早めるといわれています。

栄養がいっぱい

母乳は新生児・乳児の成長・発達に最も適した栄養です。
児の発達に適した炭水化物・脂質・タンパク質が適切な量・割合で含まれており、また赤ちゃんの発達段階に合わせてその組成も変化していきます。母乳には数多くの機能的成分も含まれており、児の免疫機能の構築、腸内細菌叢の形成に重要な役割を果たしています。

新鮮で経済的

赤ちゃんが欲しがるときにすぐに新鮮な母乳を与えることが出来ます。ミルクより手間がかからず、経済的です。また、母乳育児は最高の防災にもなります。